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人の背丈ほどのマグロ続々 千葉の漁港が大漁に沸く
千葉県の漁港が季節外れのマグロ大漁に沸いている。5日朝も人の背丈ほどあるマグロが次々と水揚げされ、漁業関係者も地元の食堂もうれしい悲鳴を上げている。 千葉県の勝浦漁港。カツオが次々と流れていくなか、ひときわ存在感を放っていたのが、漁師の足の間から出てきた巨大な塊。マグロのなかでも最高級品のクロマグロ。通称「本マグロ」だ。通常、マグロが取れるのは12月から3月まで。しかし、今、千葉県勝浦市では少し遅れて異例のマグロ豊漁となっている。そもそも、勝浦のマグロといえば全国的に有名なのは紀州勝浦の生マグロ。しかし、それは和歌山県の那智勝浦町の話で、同じ勝浦でもここは千葉県の勝浦なのだ。先日、千葉の勝浦沖では一日で実に33本ものマグロが取れた。何と1隻で11本を釣り上げた船もあるという。一体なぜ、季節外れの大漁となったのか。 国際水産資源研究所・中塚周哉さん:「資源が増えているとか、あるいは環境の状況とか、様々な理由が考えられると思うので、ちょっと1つに(理由を)特定するのは難しい」 さらに、地元の漁協も冬に津軽海峡まで北上したマグロが南下してきたものとみているものの、なぜこのタイミングでたくさん取れたのかは分からないという。それでも5隻で33本の記録的な数字。地元の食堂は大喜びだ。脂の乗りは上々。この時期、貴重な天然本マグロをお刺し身で楽しめる。マグロの新名所誕生となるのか。…
情報元: テレビ朝日 | テレ朝news