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海自イージス艦・漁船衝突:控訴審無罪 「再発防止策は不十分」 自衛艦の灯火、漁業者懸念 /千葉
房総半島沖で5年前に起きたイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故で、11日の東京高裁判決は「あたご側に回避義務はなかった」として、当時の当直士官ら2人を再び無罪とした。だが、司法判断とは別に、地元漁業関係者の間で「自衛隊の艦船は肉眼では見えにくい」「夜間の照明が暗い」などと問題視されており、事故後、夜間の実証実験も行われた。吉清治夫さん(当時58歳)、哲大さん(同23歳)の2人の死にこたえるためにも、防衛省は徹底した再発防止に取り組む必要があるのではないか。【中島章隆】…
情報元: 毎日新聞