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千葉には3つの台風が立て続けに、復旧進まず
各地に甚大な被害をもたらした台風19号の上陸から1か月。今も懸命な復旧活動が行われています。 台風15号、19号、21号立て続けに3つの台風の被害を受けた千葉県館山市。 「台風被害から2か月がたった今も、多くの住宅にはブルーシートが張られたままです」(記者) 復旧が進まない理由、それは・・・。 「大工さんが足りないね」(男性) 「業者が少ないんだよね」(男性) 工事業者の不足です。 「シートが全部剥がれちゃった」(女性・今年9月23日) 「(シートが)剥がれちゃった。きのう張ってもらったんだけど、風で全部(剥がれてしまった」(女性・今年9月23日) 台風15号で屋根を破壊され、その後、補修したブルーシートがたびたび飛ばされるなど途方に暮れていた小谷さん。12日朝行ってみると。 「ここのところお天気が続いている。それが何よりね。これで雨や風がひどいと、“あ~またやられる、やられる”って気持ちになるけどね」(小谷登志江さん) まだ工事は手つかず。それでも、やっと年内に着工できるめどが立ったと言います。 3つの台風による、“三重苦”。隣の南房総市でも深刻です。明治32創業の老舗旅館「魚拓荘鈴木屋」。台風15号では、窓ガラスが割れ屋根もはがれました。全16部屋の客室の内、5つの客室が使えず、かき入れ時の9月には予約の9割がキャンセル。宿泊費だけで、およそ800万円の被害が出たといいます。 「台風15号のときに天井がなくなったので、雨漏りが少ししていたんですけど、台風19号で完全に(屋根の)上のトタンが破れちゃって、ここにもビシャビシャ水が入り込んでしまって」(魚拓荘鈴木屋 鈴木健史さん) 台風19号で再び屋根の一部が飛ばされたといいます。客室にはカビに加え、キノコが生えてしまいました。さらに先月25日の台風21号に伴う大雨でも、再び館内が水浸しになりました。現在は被害を免れた11室で営業していますが、今週末からやっと建物の工事が始まり、全面復旧に向けて動き出します。 「新鮮なお魚もとれているので、ぜひ今来ていただければ、僕もうれしいですし、他の宿もみんなうれしいと思いますから、ぜひ来ていただきたい」(魚拓荘鈴木屋 鈴木健史さん)(12日14:30)…
情報元: TBS NEWS