千葉で猛烈な雨 土砂崩れも、“危険水位”超えた河川も

これまでの台風で被害を受けた被災地では今後、土砂災害や河川の氾濫に厳重な警戒が必要です。この時間帯、最も雨が強いと思われるのが千葉です。千葉の状況、１日の流れをまとめました。 　「道路が、山から流れ出る水で、川のようになっています」（記者） 　千葉県の南房総市では、午前中から大雨となり、市内の複数の場所が冠水しました。 　「道路冠水して、道が通れない状態です。多分これ、人が歩いたら流されるような状況ですね」（住民） 　こちらはマンホールからでしょうか、水が噴き出しているところも。 　Ｑ．雨の降り方は？　「すごかったですよ。本当、どしゃ降りで、向こうが見えないほど」（男性） 　午前中を中心に活発な雨雲がかかり続けた千葉県では、各地で大雨になりました。 　「増水してますね。山肌から水があふれ出ています」 　大雨の影響で河川も相次いで増水。気象庁が公開している河川の危険度分布図では、濃い紫色に近づくほど、氾濫の危険度が高いことを表していますが、時間が経つにつれて、“危険な川”が増えていく様子がわかります。 　「千葉県南房総市です。市内を流れる瀬戸川が氾濫しています」（記者） 　千葉県では午後３時現在、市原市を流れる養老川や村田川など、少なくとも１０の河川で氾濫危険水位を超えています。 　土砂崩れや浸水の被害も相次ぎました。 　「最悪や・・・」 　千葉市中央区のＪＲ千葉駅前で、正午前に撮影された映像です。駅前の商業施設が冠水してしまっています。 　千葉市緑区の有料道路では午後１時前に、「軽トラックが川に流された。中に人が乗っている」と１１９番通報がありました。道路を管理する千葉県道路公社によりますと、軽トラックは流されたものの、運転していた男性は脱出し無事だということです。 　千葉市と八街市付近では、午後１時半までの１時間に１００ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。 　千葉県内では、南房総市、茂原市、鴨川市などの一部地域に「避難指示」が出ているほか、千葉市など多くの自治体で「避難勧告」が発表されています。（25日15:20）…

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情報元: TBS NEWS