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千葉の被災地に強風が、最大瞬間風速24.2メートルも

強い風は、2週間前に台風15号で甚大な被害を受けた千葉県でも吹き荒れました。  「風が強く吹いていて、あちらブルーシートがめくれてしまっています」(記者)  屋根が飛ばされるなど、住宅への大きな被害が出ていた房総半島南部の館山市。そこにも再び強風が。こちらの女性の家では、ボランティアと協力して、22日、屋根にブルーシートを張ったばかりでしたが、22日夜からの風で飛ばされてしまったということです。 「悪いねえ、またシートがねえ、シートがねえ」(住民) 「シートが全部はがれちゃった」(隣に住む人) 「そう、はがれちゃったの。昨日、張ってもらったんだけど」(住民)  千葉県では、千葉市で午後2時前に最大瞬間風速24.2メートルを観測。各地で屋根の上での作業が危険となり、復旧作業の中断が余儀なくされています。  また、同じく台風15号で大きな被害を受けた伊豆大島でも、窓ガラス180枚が割れるなどした高校の校舎に強い風が。  台風15号による住宅への被害は、これまでに1都7県で1万3000棟を超え、千葉県では1万2000棟を超えています。  「罹災証明をもらったからって、全壊ではないんで、おそらく半壊でもないと思うんですよ。一部損壊じゃないのかな」(住民)  今回の被害は、災害救助法に基づく修理費用の一部支援の対象とならない「一部損壊」が9割を占めていて、被災者には不安が広がっています。このことについて、千葉県の森田知事は23日、国から交付金などによる支援を検討するとの方針が示されたことを明らかにしました。 「今回の台風において、家屋一部損壊が9割、まず、これを私どもしっかりやらなければならない」(森田健作千葉県知事)  森田知事は、「国と連携しながら取り組んでいく」としています。(23日17:19)…

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情報元: TBS NEWS

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