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関東“最古の寺”も手つかず 追い打ち掛ける強い風|テレ朝news

台風17号は温帯低気圧に変わりましたが、危険な勢力のまま北日本に近付いています。そして、低気圧から離れている千葉県内でも追い打ちを掛ける強い風が吹いています。林キャスターは聖徳太子が約1400年前に開いたとされる関東最古のお寺「鹿野山神野寺」を訪ねました。  鹿野山神野寺副住職・岩間照種さん:「見て下さい。あそこ浮いていますよね」  なんと、奥の院という建物の柱が浮き上がっています。また、別の場所では建物の内部にも被害が…。  鹿野山神野寺副住職・岩間照種さん:「縁の下がね、そこから風が吹き込んで持ち上げられたんですね」  千葉県君津市の隣、木更津市では当時、観測史上1位の最大瞬間風速49メートルを観測。神野寺の境内にも暴風が吹き荒れたことが容易に想像できます。さらに、林キャスターが目の当たりにしたのは思わず言葉を失うような光景でした。約500年前の室町時代から残るという表門が全壊してしまったのです。  そして今、寺を悩ませているのが復旧の問題です。台風直撃から2週間。表門は今も野ざらしのまま。そこには文化財特有の理由があるといいます。実は、この表門は国の重要文化財に指定されているため国の調査が終わらないと復旧作業に入れません。ボランティアはおろか、住職たちも手を付けることができず、雨よけのブルーシートさえ掛けられないのです。他にも仏像や徳川家の位牌など気軽に運び出せない文化財が多く、関東最古のお寺ならではの復旧の難しさがありました。…

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情報元: 関東“最古の寺”も手つかず 追い打ち掛ける強い風|テレ朝news

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