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被災地千葉、強風で復旧作業中断も

台風17号は温帯低気圧に変わりましたが、千葉県では23日夜遅くにかけて強い風が吹く見込みです。すでに風が強まっているところもあり、被災地では復旧作業が中断を余儀なくされるなど、影響が出始めています。現場から報告です。 房総半島南部の千葉県館山市・布良地区に来ています。台風15号によって多くの住宅で屋根が壊れ、応急処置としてブルーシートが張られているのがわかります。徐々に風が強くなってきていて、ブルーシートが風であおられているのがわかります。 こちらの家では、6畳2間あった2階部分が飛んでしまい、一軒またいで家が飛ばされてしまっています。1週間前の大雨でもブルーシートが破れ、22日、やっと新しいブルーシートを張ったばかりだったということなのですが、22日夜から23日朝にかけての風で飛ばされてしまったということです。今は業者の方が復旧作業を行っています。住民の方にお話を伺いました。 「きのう(ブルーシートを)はっていただいたんですけど、またこの風雨で飛んじゃった。お隣の方に落っこちちゃってますよね 」(住民) 気象庁によりますと、千葉県では23日夜遅くにかけて強い風となり、予想される最大風速は千葉県各地で15メートル、最大瞬間風速は30メートルとなっています。 館山市ではこれまでに住宅750棟が半壊、483棟が一部損壊と発表されていますが、強まる風により屋根の上での作業は危険になっていて、復旧作業が中断するところも出てきています。(23日14:52)…
情報元: TBS NEWS