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被災から一週間…手つかずの地域 自力で倒木撤去も|テレ朝news

大規模停電の発生から1週間が経過しているのにもかかわらず、いまだに被害の全容が分かっていません。被害が伝えられていない地域の住民の人々から番組への情報提供も続いています。16日朝、千葉県長柄町に取材に向かいました。 台風が通過してから8日目。復旧作業は各地で懸命に続けられていますが、それでも今なお電柱や電線はおろか、道路をふさぐ倒木の処理すら進んでいないところもあります。千葉県のほぼど真ん中、丘陵の長柄町では地元の有志がチェーンソーを自ら購入し、自分たちの手で倒木の撤去作業を行っていました。 15日深夜から16日朝にかけて台風被害を受けた千葉県に広く雨が降りました。16日午前9時すぎには千葉県館山市と南房総市で土砂災害警戒情報も発表されました。屋根が飛ばされる被害に遭った人のなかにはボランティアによってブルーシートを掛けてもらった人もいるようですが…。 住民:「これも仮修理なので、吹っ飛ばされちゃったらもう直せないし、大工さんも順番待ちで来ないし…」 停電被害を楽観視していた東京電力。全面復旧の見通しに関する説明は二転三転しました。13日夜、東京電力は全面復旧の見通しを大幅に延期しました。千葉県鋸南町の金木牧場。停電と断水が続いています。数日前から組合の職員が牧場まで水を運んできてくれましたが、酪農では牛が飲む分に加え、搾乳した牛乳を送るパイプも毎日、水で洗浄するため、大量の水が必要となります。 電気に関しては東日本大震災の教訓として発電機を常備していましたが、それでもその燃料が不足しています。被害が長期化することで新たな問題も生まれつつあります。鋸南町のなかでもさらに南部に位置する岩井袋地区では道路脇に大量の災害ごみが集められています。町は「早急にこれらの災害ごみを移動し、適切に処理したい」と話していますが、回収のめどはまだ立っていません。…
情報元: 被災から一週間…手つかずの地域 自力で倒木撤去も|テレ朝news