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台風15号の爪痕深く、千葉で停電続く・・・復旧は?

9日に関東に上陸し、各地に大きな被害をもたらした台風15号。ライフラインへの影響が深刻になっています。  各地に大きな被害をもたらした台風15号。千葉県木更津市では依然として、およそ2万軒が停電。最高気温が34.5度まで上昇した“真夏日”の中、市民生活に深刻な影響が出ていました。  「暑い暑い、きのうは水風呂。暑くて寝られない」(千葉・木更津市に住む 志水利光さん)  エアコンをつけてみると・・・ 「何やっても電気がないから、ピのピもいわないし、電気がまだ(復旧の)見通しがついてないんでしょ、この辺も。(困っているのは)風呂じゃないの」(千葉・木更津市に住む 志水利光さん)  風呂場を見に行くと・・・ 「風呂場はこんな状態。だから電源入らないでしょ、何やっても」(千葉・木更津市に住む 志水利光さん) 「冷たいですね」(記者)  また、食料も深刻です。 「みんな空っぽですよ」(千葉・木更津市に住む 志水ひろみさん)  停電で食料の保存もできないのです。市内のスーパーでも・・・ 「お客さんが欲しいのはパン・水」(畑沢マーケット 石橋弘次 店長)  ところが・・・ 「ここはパンですね。1個もないです」(畑沢マーケット 石橋弘次 店長)  水やパンなど食料品の棚は空っぽ、さらに・・・ 「冷蔵品もあったけど空っぽにした。廃棄したんです」(畑沢マーケット 石橋弘次 店長) 「ここも鮮魚を売ってたんですね」(記者)  肉や魚は廃棄処分に。カセットボンベや乾電池も品薄状態が続いているといいます。  さらに、通信手段の確保も課題です。こちらの男性。公衆電話で入院中の家族と連絡を取ろうとしますが・・・Q.使えないですか? 「使えないね、入っていかないもんね」(男性)  携帯の電池も切れてしまったといいます。  「市役所の1階が開放されて、携帯の無料充電スペースになっているんですが、今200人以上の方が充電待ちをされています」(記者)  君津市役所には臨時の充電スペースが設置されましたが、クーラーがない中、200人待ちの状態です。最大2時間待ちの行列ができたのが、給水です。東金市では断水状態が続いていて、給水所が設置されました。千葉県によりますと、県内およそ8万戸が断水しています。東京電力は一刻も早い電力の復旧を急いでいます。(10日18:35)…

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情報元: TBS NEWS

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