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強い台風15号、三浦半島付近を通過

強い台風15号は、午前3時前に神奈川県の三浦半島付近を通過しました。各地で記録的な暴風を観測していて、被害も出ています。 強い台風15号は、午前3時前に神奈川県の三浦半島付近を通過し、東京湾を北北東へ進んでいます。午前2時現在、中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートルとなっています。 各地で記録的な暴風が観測されていて、千葉県木更津市で最大瞬間風速49メートル、館山市で48.8メートル、伊豆諸島の大島町で47.1メートルなどとなっています。 気象庁は今後、台風の進行方向にあたる東京や千葉県北西部でも沿岸部を中心に急激に猛烈な風が吹く見込みだとしています。また、神奈川県鎌倉市では市内を流れる神戸川が氾濫危険水位を超えたとして、流域の住民に「避難指示」を出しました。神奈川県の藤沢市や平塚市、小田原市などに「避難勧告」が出ているほか、千葉県の館山市や東京の大島町や三宅村などに「土砂災害警戒情報」が出ています。 台風による被害の情報も入ってきました。8日午後7時半ごろには、神奈川県の相模原市で避難所に向かっていた80代の男性が転倒し、軽傷を負ったということです。また、千葉県館山市ではガソリンスタンドの屋根が崩落したり、住宅の屋根が飛ばされたりするなどの被害が相次いでいるということです。 今後も暴風のほか、川の氾濫や土砂災害に警戒が必要で、気象庁は不要不急の外出は控えるよう呼びかけています。(09日03:50)…
情報元: TBS NEWS