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千葉・富津保険金殺人事件、事件直前 キャバクラ店で何が

千葉県富津市で起きた保険金目的の殺人事件。事件直前に容疑者の3人と被害者が一緒に訪れていた飲食店の経営者が、JNNの取材に応じました。 「びっくりしちゃって・・・本当に今でも信じられないです」(事件当日4人が訪れた キャバクラ店オーナー) こう話すのは、被害者と容疑者の4人が訪れたキャバクラ店のオーナーです。 「おかえりのときに、『これから釣りに行くんだよ』と言っていたと聞いています。(当時)風も強かったので、大変なときに行ったんだなという感じ」(事件当日4人が訪れた キャバクラ店オーナー) 事件の直前、一体なにがあったのでしょうか。今年1月、富津市の港で遺体となった宍倉拓也さん(当時23)。その前日の午後11時55分。拓也さんを店に連れてきたのは、殺人容疑で逮捕された内装会社社長の宍倉靖雄容疑者(48)。従業員の佐中佑輔容疑者(31)と金子栄司容疑者(50)も一緒だったといいます。 「楽しく皆さん飲んでいらっしゃったと聞いています。全くトラブルは無かったと聞いてます」(事件当日4人が訪れた キャバクラ店オーナー) 宍倉容疑者は、拓也さんと去年8月に養子縁組。その後、立て続けに2つの生命保険に加入させていたことが分かっています。捜査関係者によりますと、当初は去年の忘年会で殺害する計画でしたが、拓也さんが仕事で現れなかったため、新年会での殺害を決意。この店を訪れたとみられています。店のオーナーは、宍倉容疑者が以前にも、こんな話しをしていたといいます。 「“保険金殺人”と言われていますけど、保険にはちょっと前に確かに『結構入ったんだよね』と聞いています。去年の秋だったかな・・・」(事件当日4人が訪れた キャバクラ店オーナー) 店の滞在はおよそ3時間。宍倉容疑者が9万円を支払い、店を後にしました。警察はこのあと、3人が釣りを口実に拓也さんを港に連れて行き、海に突き落としたとみています。 「自分が突き落とす役目だったが、ためらった。佐中(容疑者)が転落させた」(金子容疑者) 「私はやっていません」(佐中容疑者) 計画的な保険金殺人だったのでしょうか。警察は3人を追及し、裏付け捜査を進めています。(30日18:00)…
情報元: TBS NEWS