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首都直下地震 国が被害想定 県内死者最大1400人

内閣府が十九日に公表した首都直下地震=マグニチュード(M)7級=の被害想定で、県内では死者九百〜千四百人、建物の全壊・焼失は四万二千棟に及ぶデータが示された。震源地は都心南部の想定だが、首都直下地震の震源地は「どこで発生するか分からない」とし、千葉市や市原市、成田空港の各直下が震源地となる可能性も指摘された。その場合、県内の被害は格段に増大する。一方、M8・5の延宝房総沖地震(一六七七年)を基にした試算では、房総半島の太平洋沿岸の各地域に達する津波の高さは、地形条件によっては最大で十八〜五メートルになるとの数字が示された。 (村上一樹)…
情報元: 東京新聞