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台風の影響、海の事故相次ぐ

台風の影響で関東でも海の事故が相次ぎ、千葉県と茨城県で、あわせて4人が海に流され行方がわからなくなっています。 「右に泳げとか、もっと前に来いと、(陸から)叫んでいる声が聞こえた」(目撃者) 12日午前6時ごろ、千葉県館山市の布良海岸で、「男性が離岸流に流され戻ってこられない」と、目撃者の男性から通報がありました。横須賀海上保安部によりますと、行方不明になっているのは、千葉県君津市の会社員・石川晃汰さん(18)と木更津市の大学生・柴崎悠輝さん(19)の2人です。2人は友人と5人で泳いでいたところ、沖に流されたということです。ほかの3人は自力で陸に上がり、けがはありませんでした。 一方、茨城県鹿嶋市の海岸でも、12日午後6時ごろ、いずれもベトナム国籍の23歳の女性と25歳の男性が海に流され行方がわからなくなりました。警察によりますと、2人はベトナム国籍の友人5人と海水浴にきていて、写真撮影をしたり、波打ち際で遊んだりしていたところ、女性が高波にさらわれ、助けに向かった男性も流されたということです。現場は海水浴場ではない遊泳禁止区域でした。「ヘッドランド」と呼ばれる人工の岬で、海岸に打ち寄せた波が沖へ戻ろうとする時に強い流れが発生する「離岸流」が起きやすい場所だということです。引き続き13日の朝から、消防や海上保安庁などが捜索を行う予定です。(13日01:17)…
情報元: TBS NEWS