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山武市さんむ医療センター建替え/1.4万㎡で移転改築 | 建設通信新聞Digital

【DB有効、19・20年度で選定】 千葉県山武市のさんむ医療センター(山武市)は25日、同センター建替整備基本計画素案を明らかにした。近隣敷地に施設規模延べ約1万4000㎡、運営規模199床で移転改築する方針を示している。事業手法は基本設計も含めたDB(設計施工一括)方式が有効とし、2019・20年度で設計・施工者を選定する予定だ。20・21年度の設計、21・22年度の建設(工期1年8カ月)を経て23年度開院を目指す。 新病院は5階建て程度を想定し、免震構造の採用については設計段階における詳細な構造計画とともに検討する。運営規模は許可病床312床から大幅減の199床とする。診療科目は現在と同じ18科。 階層は1階に外来・放射線・内視鏡・救急・リハビリ・薬剤・厨房、2階に外来・検体検査・化学療法・手術、病棟(産科)、3階に病棟(一般57床)と会議室・医局、4階に病棟(地域包括ケア40床、回復期リハ40床)、5階に病棟(一般40床、緩和ケア16床)を想定。エレベーターは一般2基、寝台3基、エスカレーターは2階までを見込む。 概算事業費は約95億3000万円(税込み)。内訳は既存病院の解体工事6億円、病院本体工事60億8600万円(70㎡×199床×1㎡当たり38万円、浄化槽整備)、土地購入・造成・外構工事など7億3800万円、設計・工事監理・調査・測量など5億0600万円、医療機器・什器備品・情報システム15億円、開院準備1億円。 候補地は市立なるとうこども園南側の成東202-2ほかの敷地約3万4800㎡。用途は無指定地域(建ぺい率60%、容積率200%)。 事業手法は従来方式、ECI(施工予定技術者事前協議)、実施設計からと基本設計からの各DBの4方式を比較。コスト低減と工期短縮に効果的な基本設計からのDBとした。 基本構想作成支援は東日本税理士法人、基本計画策定支援は山下PMCが担当した。…

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情報元: 建設通信新聞Digital

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