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新図書館は従来型手法/栗山浄水場など7件も/千葉県のPFI検討 | 建設通信新聞Digital

千葉県は13日、「千葉県PPP/PFI手法活用ガイドライン」に基づくPFI導入の2018年度検討結果を明らかにした。新県立図書館施設整備事業、栗山浄水場の給水場化に係る施設整備事業、園生給水場更新事業など8事業のすべてに従来型手法を採用すると結論付けている。 新県立図書館施設整備事業では、県立青葉の森公園(千葉市)に県立3図書館と県文書館を複合化した延べ約1万7000㎡の新千葉県立図書館等複合施設を新築する。11日には基本計画原案を公表している。 県有施設部会でPFI導入を検討した結果、図書館、文書館の機能ともに直営とするため、運営面で民間事業者が創意工夫する余地があまりなく、VFM(バリュー・フォー・マネー)も1.1%にとどまることから従来型手法の採用を結論づけた。 試算する中で想定した従来型のスケジュールは19・20年度基本設計、20・21年度実施設計、22-24年度建設工事、25年度供用開始となっている。 栗山浄水場の給水場化に係る施設整備事業は、同浄水場(松戸市栗山198)の浄水機能をちば野菊の里浄水場に移転する事業を進めていることから、移転後の跡地を送配水施設に再整備する。配水池容量は1万9760m3(2750m3と1830m3が各2池、5500m3、3600m3、1500m3が各1池)。予備検討上のスケジュールは23-27年度の建設・整備、28年度の供用開始予定となっている。 園生給水場更新事業は、同給水場(千葉市稲毛区園生町253)の老朽化対応として全面更新する。配水池容量は2万5700m3(4500m3が5池、3200m3が1池)。予備検討上のスケジュールは22-33年度の建設・整備、33年度の供用開始予定となっている。 8事業はこのほか農業大学校機能拡充事業、山武合同庁舎再整備事業、千葉県文化会館大規模改修事業、旭警察署庁舎整備事業、県立学校長寿命化対策事業(市原高等学校・銚子商業高等学校水産校舎・薬園台高等学校・船橋二和高等学校・松戸六実高等学校)。…

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情報元: 建設通信新聞Digital

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