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稲を食い荒らす“迷惑生物”大量発生 その実態は…|テレ朝news

田植えのシーズンだが、千葉県九十九里地域で不安が広がっている。稲を食い荒らす巨大な外来生物が大量発生していて、注意報が出されている。  千葉県大網白里市。田んぼには植えたばかりの稲が揺れる。コシヒカリなどを作っている専業農家の佐久間浩一さんだ。こだわって作っている自慢のお米。そんな佐久間さんの田んぼにある迷惑生物が大量発生。そして、その迷惑生物は稲を食べ、サイズは拳大。  田んぼに案内してもらうと、一面きれいに稲を植えたが、迷惑生物に食べられたというのだ。農家にとって命ともいえる稲を食い荒らす迷惑生物は田んぼの中にいた。しかも、無数に。稲を食い荒らしている迷惑生物は「スクミリンゴガイ」、通称「ジャンボタニシ」だ。大きさは5センチから8センチ。  ジャンボタニシは南米原産で、1980年代に食用として輸入したものが野生化した。各地で稲やレンコンなどを食い荒らして度々、問題となっていて、農林水産省は有害動物に指定。輸入禁止となっている。  田んぼ周辺には赤い塊がいくつも。中には卵が200から300入っていて、10日ほどで孵化(ふか)するという。毒を持っているため、捕食されることもほとんどない。実は、千葉県ではこれまでに何度かジャンボタニシが発生していて、佐久間さんも去年、被害に遭っている。恐ろしいことに、今年は過去最悪の被害が出る可能性もありそうだ。今月、千葉県は県内の田んぼ70カ所を調査した。過去10年間の平均と比べると、発生しているジャンボタニシの個体数はなんと5倍。千葉県は注意報を発令している。  それにしてもなぜ今年、ジャンボタニシは大量発生しているのか…。対策としては、手で取って処分。あるいは薬をまくなど手が掛かるものばかりだ。…

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情報元: 稲を食い荒らす“迷惑生物”大量発生 その実態は…|テレ朝news

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