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三井住友建設/自由度と開放感を追求/免震タワー型マンション新構法、実案件に初採用 | 建設通信新聞Digital

三井住友建設は、免震タワー型マンションの新構法として開発した「Sulatto Tristar Tower(スラット・トライスター・タワー)」の応用型として、千葉県鴨川市で建設するシニアレジデンス「(仮称)パークウェルステイト鴨川計画」に実案件として初採用した。同構法は、同社オリジナルの集合住宅設計システム「SuKKiT(スキット)」の技術を応用・発展させたもので、トライスター型マンションの眺望に優れ開放感あふれる居住空間を実現する、地上120mクラスまでの計画が可能な免震タワー型マンションだ。 スラット・トライスター・タワーは、トライスター型の建物形状を生かした合理的な構造フレームによって、より価値の高いタワー型マンションを実現する。プロジェクトの特性に合わせて「住戸を横断する梁を最小化し、プランニングの自由度を追求」(モデル1)、「開口部の梁をなくし、天井いっぱいのハイサッシによる開放感を追求」(モデル2)の2つのモデルから選ぶことができる。 モデル1は、構造要素を集中させた建物中央部(コア部)と建物端部のグリッドフレーム(柱と梁による構造架構を部分的に集約した同社オリジナル構造フレーム)によって、住戸内を横断する梁を最小化させ、住戸プランニングや階層ごとのプランの切り替えなどの自由度が大きく向上する。モデル2は、建物端部のグリッドフレームと住戸境にバランス良く配置する構造フレーム(梁または耐震壁)によって、住戸開口面の梁がなく、天井いっぱいのハイサッシによる明るく開放的でダイナミックな眺望に恵まれた住戸を実現する。 (仮称)パークウェルステイト鴨川計画の規模はRC・S造地下1階地上22階建て延べ4万7423㎡で、総戸数は473戸を予定。事業主は三井不動産レジデンシャル。2021年7月の竣工を予定している。…

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情報元: 建設通信新聞Digital

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