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日本初、障がい者による「サーフィン大会」

千葉県で日本初の障がい者による「サーフィン大会」が開かれました。関係者は、2024年のパリ・パラリンピックで競技として採用されることを目指しています。  海に向かう一本の青い道。車いすが砂浜をスムーズに通れるよう敷かれたシートです。  23日、千葉県いすみ市の海水浴場で「全日本障がい者サーフィン選手権」が初めて開かれました。障がい者サーフィンの競技は、障がいの程度によって6つのクラスに分かれます。23日は、この中の5つのクラスと知的障害のある子どもたちの競技が行われました。  日本障がい者サーフィン協会の代表理事・阿出川輝雄さん(75)は、脳内出血の後遺症で右半身がまひしています。ボードには腹ばいで乗り、押してもらうなどサポートを必要とするクラスに出場しました。  「(Q.あがってからずっと笑顔ですね?)うれしいですよ。ターンしてたから。(サポートの)彼はよく(波を)知ってるから、いい波押してくれた」(阿出川輝雄代表理事)  障がい者サーフィンの世界連盟は、パラリンピック東京大会の次のパリ大会で競技種目に採用されることを目指していて、この大会もそのアピールのひとつです。  「(Q.パラ採用に一歩前進?)一歩どころか三歩くらい前進。障がい者スポーツは、普通の人にできないことができるスポーツだからすごいと思う。それを認める、もっと豊かな日本人になってくれれば」(阿出川輝雄代表理事)(23日16:50)…

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情報元: TBS NEWS

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