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千葉県で震度5弱、「スロースリップ」との関係は薄いとみられる

7日夜、千葉県北東部で震度5弱の強い揺れを観測する地震がありました。気象庁は、揺れの強かった地域では、今後およそ1週間は最大震度5弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。  気象庁の観測によりますと、7日午後8時23分、千葉県東方沖を震源とする地震があり、千葉県長南町で震度5弱の強い揺れを観測したほか、千葉市、館山市、木更津市などで震度4のやや強い揺れを観測しました。地震の規模を示すマグニチュードは6.0で、震源の深さは66キロと推定されます。  千葉・房総半島沖の海底では、6月以降、陸のプレートとフィリピン海プレートとの境界で岩盤がゆっくりずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる現象が観測されていますが、気象庁は、今回の地震はもっと深くにある太平洋プレートの内部で発生したと推定され、場所や深さが違うことなどから、「スロースリップ」との関係は薄いとみられるということです。  「揺れの強かった地域では、落石や崖崩れなどが起こりやすくなっている可能性がありますので、今後の地震活動に注意してください」(気象庁 松森敏幸 地震津波監視課長)  気象庁は、揺れの強かった地域では、今後およそ1週間は最大震度5弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。(07日22:50)…

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情報元: TBS NEWS

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