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1週間は同程度の地震に注意、気象庁が注意呼び掛け

死者3人など多くの死傷者を出した今回の地震。気象庁は、「今後1週間程度は同じ震度6弱程度の地震が発生する可能性がある」として、注意を呼び掛けています。  「過去の事例では大地震発生後に同程度の地震が発生した割合が1~2割程度ある。揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度6弱程度に注意」(気象庁地震火山部・地震津波監視課 松森敏幸課長)  地震発生からまもなく会見した気象庁。「今後、1週間程度は最大震度6弱程度の地震が発生することがある」として、警戒を呼び掛けました。  大阪府で震度6弱以上の揺れを観測したのは、現在の方法で観測が始まった1923年以来、初めてのこと。16日は千葉県一宮町などで震度4を観測、17日は群馬県渋川市で震度5弱を観測するなど、地震活動は活発化しているように見えます。それぞれの関連性はないのでしょうか。  今回発生したマグ二チュード6.1の地震。気象庁は、震源の近くに、ある断層があることを明らかにしました。 「場所的には『有馬―高槻断層帯』のごく近くで発生した地震であるということが見て取れる。この活断層帯の一部として動いたのか、どうかまでは現時点では分かっていない」(気象庁地震火山部・地震津波監視課 松森敏幸課長)  「有馬―高槻断層帯」は、神戸市北区から大阪府高槻市に延びる長さおよそ55キロの断層帯です。この断層帯では、今後30年以内にマグニチュード7.5程度の地震が発生する確率について、「ほぼ0%から0.03%」と評価されていました。  懸念されている南海トラフ地震との関係については・・・ 「この地震自体が地殻で起こった地震、陸のプレート内部の地殻内で起こった地震。規模自体があまり大きくないといったら、ちょっと変かもしれないが、関係性についてはそれほど大きくないだろう」(気象庁地震火山部・地震津波監視課 松森敏幸課長)  「この地震と南海トラフ地震との関係は考えにくい」としました。震度6弱の地震以降、午後3時までに、大阪北部で体に感じる地震は15回発生しています。(18日16:45)…

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情報元: TBS NEWS

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