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木更津市/新庁舎建設事業を再開/庁内委で位置など検討 | 建設通信新聞Digital
【25年度の供用開始めざす】 千葉県木更津市は、2014年度から延期していた新庁舎建設事業を再開する。18年度は延期前からある庁舎整備庁内検討委員会(委員長・総務部長)を数回開いて工程や建設場所などを議論する。予算は計上しない。19年度は庁舎整備基本構想と庁舎整備基本計画を見直す。事業手法はPFI、DBO(設計・施工・運営)、リース、賃借などを比較検討する。20年度に事業者を公募し、21-24年度の設計・建設、25年度の供用を目指す。 同事業は、前市長時代の13年度に基本構想と基本計画を策定。旧庁舎(潮見1-1)敷地に免震構造で8階建て延べ1万8000-1万8900㎡の新庁舎を建設するため、同年12月にBTO(建設・譲渡・運営)方式のPFIの総合評価一般競争入札を公告したが、参加表明したグループが辞退した。予定価格は93億6672万1000円(金利・物価変動増減額と消費税除く)だった。 直後の14年3月に就任した渡辺芳邦市長は、労務費や資材価格の高騰が当面続くと見込まれるとの理由から延期を決断。JR木更津駅駅前のスパークルシティ木更津(富士見1-2-1)と駅から約1㎞のイオンタウン木更津朝日(朝日3-10-19)の床の一部を25年3月末まで賃借し、庁舎機能を仮移転した。駅前は約100人、朝日は約400人の職員が勤務している。 渡辺市長は25日の定例会見で「仮移転したことによる(中心市街地活性化の)波及効果はそれなりのものがあると感じている。そういうことも考慮しながら場所を考えたい。仮移転した施設への全面移転も含め真っさらの状態で議論しないといけない」と語った。 整備方策調査検討は長大、基本構想策定や基本計画策定、事業手法検討、アドバイザリー業務はパシフィックコンサルタンツが担当した。旧庁舎(設計=石本建築事務所、施工=竹中工務店)と第二庁舎は16・17年度に解体(施工=キミツ鐵構建設)済み。…
情報元: 建設通信新聞Digital