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津波被害の旭市などで祈り
<h2 class="detail" style="height:45px"><span>津波被害の旭市などで祈り</span></h2> <div id="news_image_div"> <img alt="津波被害の旭市などで祈り" src="1083618002_m.jpg" id="news_image" style="background: url('/lnews/201001/img/img_bg2.png') no-repeat scroll 0px 216px transparent; padding: 0px 20px 42px 0px; float:left;"> <img onclick="player('津波被害の旭市などで祈り','1083618002_20160311125514.mp4');" src="/lnews/201001/img/play.png" style="position: absolute; left: 0px; top: 0px; cursor: pointer; margin-top: 53px; padding: 180px 9px 6px 345px;"> </div> <p> 東日本大震災から11日で5年です。<br> 津波で大きな被害が出た千葉県旭市では、地元の人たちが祈りをささげる姿が見られました。<br> <br> 旭市は、最大で7メートル60センチの津波に襲われるなどして、14人が死亡2人が行方不明となりました。<br> 被害が最も大きかった飯岡地区では、震災後かさ上げされた堤防の上で海に向かって手を合わせる人の姿が見られました。<br> 津波で自宅が浸水したという80代の男性は「家族は避難して無事でしたが、近所の人が亡くなってしまいました。あれから5年たちましたが、街はまだ空き地が多く寂しいので、元気な飯岡に戻ってほしい」と話していました。<br> また、津波で亡くなった人の住宅の跡地では、近所の人が花を供えて祈りをささげていました。<br> 花を供えにきた男性は、「きのう近所の人が集まってあのときのは大変だったと話しをしました。5年なのでひと区切りだけど、震災で住宅が被害を受けた人が出て行ったままなので、戻ってきてくれてにぎわいが戻ってくれるとうれしい」と話していました。<br> 5年前の東日本大震災で、千葉県内では、成田市と印西市で震度6弱の揺れを観測しました。<br> 千葉県によりますと、県内では、22人が死亡し、2人が行方不明、256人がケガをしました。<br> 建物の被害は、全壊が801棟、半壊が1万152棟、一部損壊が5万5039棟に上りました。<br> また、千葉県内では広い範囲で液状化の被害を受け、傾いたり沈んだりした住宅は、1万8600棟余りと、全国の被害のおよそ7割を占めました。<br> 市の面積のおよそ8割が液状化し、住宅8700棟が被害を受けた浦安市では、住宅地の液状化対策として地中にコンクリートの壁を埋め込んで地盤を強化する計画を打ち出し、16の地区4100棟余りを対象に検討を行ってきました。<br> このうち、JR舞浜駅周辺にある「弁天2丁目」では、45棟の住宅の合意がまとまり、来月にも浦安市では初めてとなる対策工事が行われます。<br> しかし、この工事では国や市の助成を受けても1棟あたり最低でも百数十万円の費用負担がかかることなどから、工事に向けた住民の合意を得る作業が難航していて、2地区およそ90棟では工事の実施を断念しました。<br> このほか、千葉県内では千葉市や香取市の一部で住民の合意がまとまり、液状化の対策工事が行われることが決まったり進んだりしていますが、そのほかの地域では住宅地の液状化対策が進んでいないのが実情です。<br> 千葉県は、津波の被害が大きかった太平洋に面する九十九里浜沿いの堤防を、海抜6メートルにかさ上げする工事を行っています。<br> 特に被害が大きかった旭市などの沿岸を優先して工事を進めていることなどから、対象となる41キロのうちこれまでに完成したのは16キロにとどまっていて、13キロでは工事が始まっていません。<br> 千葉県は、九十九里浜沿いの海岸と河川の堤防の対策工事を平成30年度までに終える方針で、それ以外の地域については今後検討するとしています。 </p> <p class="date">03月11日 12時41分</p> <ul class="menu"> <li id="sendarticle"></li> </ul> …
情報元: NHK