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東金市外三市町組合/新ごみ処理施設計画素案/設計・建設費は154億 | 建設通信新聞Digital
【20、21年度にPFI調査】 東金市外三市町清掃組合(管理者・鹿間陸郎千葉県東金市長)は28日、新ごみ処理施設整備基本計画素案を公表した。処理能力はエネルギー回収型廃棄物処理施設(可燃ごみ処理施設)が日量125t、マテリアルリサイクル推進施設が同18t。概算事業費(税込み、以下同)は設計・建設費154億4000万円、20年間の運営費105億8000万円の総額260億2000万円。20・21年度にPFI等導入可能性調査と施設基本設計、21-23年度の事業者募集・選定、24-27年度の設計・建設を経て28年度稼働を目指す。 エネルギー回収型廃棄物処理施設は、処理方式にストーカ方式(回転式と堅型式を除く)を採用し、2炉構成とする。燃焼ガス冷却設備は廃熱ボイラー方式とし、回収した熱エネルギーを使ってタービン駆動で発電した電力は場内利用分を最優先とすることを基本とする。余剰電力は売電を想定し、20年間の売電収入は175万円を見込む。煙突の高さは59m。 マテリアルリサイクル推進施設は、処理方式に低速回転破砕機+高速回転破砕機、切断機+低速回転破砕機+高速回転破砕機のいずれかを採用する。 両施設はプラットホームを片側に寄せた合棟方式で建設する。管理棟や洗車棟、軽量棟、5200m3の雨水調整池なども設ける。 20年度は測量調査と地歴調査、21年度は土壌汚染調査、20-23年度は環境影響評価と都市計画決定手続きも予定している。事業手法は整備基本構想でDBO(設計・施工・運営)が優位だったが、素案では明示していない。 建設候補地は東金市上武射田地先。県の洪水浸水想定区域図で0.5-3・0m未満の浸水が見込まれることから、建物の構造は浸水水位以下をRC造とする。 整備基本構想策定は日産技術コンサルタント、循環型社会形成推進地域計画策定などはパシフィックコンサルタンツが担当した。施設整備基本計画策定業務は19年度、八千代エンジニヤリングに委託中。…
情報元: 建設通信新聞Digital